責任ある観光(Responsible Tourism)に関する研究2020

概要

責任ある観光(Responsible Tourism)に関する研究2020

世界的規模で旅行者が急増する中、「オーバーツーリズム」「観光公害」が社会問題とされる中、京都市をはじめ、世界の都市で対応策が講じられてきた。そうした中で、より問われるようになってきているのが、旅行者や事業者等の“倫理”や“行動規範”、DMO等の“観光戦略”である。今後、こうした事柄等への関心が高まり、行政、事業者、住民、旅行者、それぞれの社会的責任が今まで以上に問われてくることが想定されることから、「責任ある観光」について研究を行う。

報告

オーバーツーリズムが取り沙汰されていた時期、またこのコロナ禍で、社会的関心が高まる責任ある観光について、近年の地域の取組状況等を調査するとともに、生活と観光の調和に向けた観光倫理や対応方策等に関する研究として、近江商人の町であり企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)で注目される近江八幡や、風景に責任を持つ生き方・町を唱える由布院などの国内事例を中心に文献調査やヒアリング調査などを行った。

この研究・事業の分類

分野 観光政策・観光地経営 観光政策 観光計画・監理 利用者管理
観光と社会の潮流 地域社会・住民 持続可能な観光
エリア 全国
自主/受託 自主
自主事業区分 自主研究
発注者 公益財団法人日本交通公社
プロジェクトメンバー 後藤 健太郎
実施年度 2020年度