サービス経済社会における観光地のあり方に関する研究2021

概要

サービス経済社会における観光地のあり方に関する研究2021

「Z世代」「ミレニアル世代」はこれからの旅行市場を牽引することが期待される世代でもあるわけだが、その次世代に特有の情報技術等に対する「価値観」や「ライフスタイル」あるいは、それを背景とした「経験価値」に対応して、観光地のあり方を適宜変容させていくことは、選好される観光地としての競争力を獲得する観光地マネジメントの視点からも重要である。

上記を踏まえ、本研究では、「これからの旅行市場を牽引する我が国の「Z世代」「ミレニアル世代」が観光(観光地)に求める「経験価値」は、その他の世代と比較してどのような特徴があるのか」「我が国の「Z世代」「ミレニアル世代」が観光に求める「経験価値」に対応するこれからの観光地のあり方、特に「移動・交通」のあり方はどのようなものか」を検討した。

報告

需要側(旅行者)が求める「経験価値」に応じてサービスの価格等が決定される「サービス経済社会」の到来を踏まえ、今後の旅行市場を牽引すると想定される「Z世代」「ミレニアル世代」に着目し、両世代に対応する観光(観光地)のあり方を検討した。具体的には、両世代の価値観や行動特性、観光に対する意識等を把握するため、既往研究や調査レポート等から既存の知見を把握・整理するとともに、当該世代の当事者に対するインタビューや世代間の傾向を比較するウェブ調査を行った。

この研究・事業の分類

分野 旅行者動向・観光統計 日本人の国内旅行
観光政策・観光地経営 観光政策 観光マーケティング
観光と社会の潮流 ライフスタイル
エリア 全国
自主/受託 自主
自主事業区分 自主研究
発注者 公益財団法人日本交通公社
プロジェクトメンバー 菅野 正洋 / 相澤 美穂子 / 池知 貴大
実施年度 2021年度