環境省が東日本大震災後に被災地域を対象として実施した事業を対象として、関係者へのアンケートとインタビューを実施。大規模災害の発生後に「観光を通じた地域の復興」を意図して空間的(地域的)に連続し、なおかつ制度的に複数の階層(レイヤー)を有する方法で進める観光振興の取り組みにおいて、関係者間の合意形成や意思決定(ガバナンス)のプロセスにおける推進要因(あるいは阻害要因)を考察する。