温泉まちづくり研究会2020

概要

温泉まちづくり研究会2020

本研究会は、温泉地が抱える共通の課題について解決の方向性を探り、温泉地の活性化に資することを目的に7つの温泉地とともに活動を行っている。「今こそ考えるべき中長期視点での温泉まちづくり」をテーマとし、昨年度から議論・研究をおこなっているバカンス需要が集まる温泉地のあり方に加え、今年に入ってから甚大な被害をもたらしている新型コロナウイルスへの対応をはじめとした温泉地のリスクマネジメントとポストコロナを意識した観光地のあり方について考える。中長期的視点から温泉地が取り組むべきことを議論すると同時に、現在直面している課題に対するアクション(実践)につながることを意識した上で、必要に応じた調査、議論、研究、発信を行っていくこととする。学術と実践が直結している本研究会の特性を活かし、学術的思考やデータに基づいて実践につなげる「実践と検証」のサイクルを意識した研究会とする。

報告

観光まちづくりに取り組む全国7つの温泉地を会員として、2020年度は「今こそ考えるべき中長期視点での温泉まちづくり」をテーマに3回開催した。第1回総会・研究会はオンライン方式で、第2回研究会は道後温泉、第3回研究会は南魚沼市にてハイブリッド形式(現地開催及びオンライン方式の併用)とした。さらに、「温泉旅館(温泉地)が考えるWith/Postコロナ」をテーマに各温泉地の若手と座談会を行い、『観光文化246号』で発表した他、ワーケーションに関する意見交換会を開催した。

この研究・事業の分類

分野 観光政策・観光地経営 観光政策 観光マーケティング 人材育成 推進体制・組織
観光経済 観光産業
エリア 全国
観光地タイプ 温泉観光地
自主/受託 自主
自主事業区分 自主研究
発注者 公益財団法人日本交通公社
プロジェクトメンバー 福永 香織 / 山田 雄一 / 池知 貴大
実施年度 2020年度