責任ある観光(Responsible Tourism )に関する研究2023

概要

責任ある観光(Responsible Tourism )に関する研究2023

本研究が扱う「責任ある観光」は、観光に関わる主体の“価値判断”まで踏み込む観光倫理研究である。より良い観光への変革には、消費者である観光客個々人の価値観の変化や行動変容が重要であるという認識を前提にしつつ、観光に関わる主体の行動基準を考える根拠の一つとなる、【1.地域の観光に対する価値観(思想、考え、哲学等)】(継続)及びその価値観を【2.具現化する実践活動】を把握し、地域での観光倫理、責任ある観光の考え方の確立の方法とへの示唆を得ることを目的とする。加えて、学術研究での位置づけを明確にするために【3.国内外の論文レビュー】を行う。

成果物

▮ヒアリング記録
観光研究最前線:地域の哲学と観光のあり方に関するインタビュー記録
・地域のブレンド力を磨く―この土地に運ばれたものを暮らしに編み込む 由布院温泉(大分県),『観光文化』260号
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・揺るぎない価値観を構える―世界に通用する個性的な温泉地づくり長湯温泉(大分県竹田市),『観光文化』259号
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海外事例調査

観光モラトリアム(一時的制限)に関する研究
・「④ホテルモラトリアム―公共政策による環境変化への介入(特集1ハワイにおける観光パラダイムシフト)」,『観光文化』260号
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コラム

地域のブレンド力を磨く―まちづくりと観光事業⑯ [コラムvol.506]
観光の量と質への意識-まちづくりと観光事業⑮ [コラムvol.495]

他年度の研究・事業

責任ある観光(Responsible Tourism)に関する研究2022

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本研究が扱う「責任ある観光」は、観光に関わる主体の“価値判断”にまで踏み込む観光倫理研究である。より良い観光への変革には、消費者である観光客個々人の価値観の変化や行動変容が重要であるという認識を前提にしつつ、各地域での観・・・

責任ある観光(Responsible Tourism)に関する研究2021

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本研究が扱う「責任ある観光」は、観光に関わる主体の“価値判断”にまで踏み込む観光倫理研究である。より良い観光への変革には、消費者である観光客個々人の価値観の変化や行動変容が重要であるという認識を前提にしつつ、各地域での観・・・

責任ある観光(Responsible Tourism)に関する研究2020

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世界的規模で旅行者が急増する中、「オーバーツーリズム」「観光公害」が社会問題とされる中、京都市をはじめ、世界の都市で対応策が講じられてきた。そうした中で、より問われるようになってきているのが、旅行者や事業者等の“倫理”や・・・

この研究・事業の分類

分野 観光政策・観光地経営 観光政策 観光計画・監理 利用者管理
観光と社会の潮流 地域社会・住民 持続可能な観光
エリア 全国
自主/受託 自主
自主事業区分 自主研究
発注者 公益財団法人日本交通公社
プロジェクトメンバー 後藤 健太郎 / 門脇 茉海
実施年度 2023年度