コラム

研究員が調査研究活動や普段の生活の中で感じたことを、ホットな雑感として綴っています。

コラム 2018年

熊本地震被災地の今 [コラムvol.365]
  • 観光と社会の潮流

熊本地震被災地の今 [コラムvol.365]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

はじめに ~自然災害が観光に及ぼす影響の把握~  2018年3月11日(日)は、東日本大震災発生からちょうど7年目にあたる日でした。復旧工事や復興事業は継続的に行われていますが、復興庁の発表によると、現在も約7万3千人が・・・

地元の観光振興への寄与を考える [コラムvol.364]
  • その他
  • 観光政策・観光地経営

地元の観光振興への寄与を考える [コラムvol.364]

公益社団法人 京都市観光協会 企画官(出向中) 福永 香織

 当財団は、千代田区を中心に何度も引っ越しをおこなってきたが、いずれも賃貸オフィスであったこともあり、なかなか会社の住所を「地元」として認識するまでは至らなかったように感じている。全国の観光地のお手伝いをしている一方で、・・・

富士山登山者アンケートにおける複数手法の比較検証 [コラムvol.363]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流
  • その他

富士山登山者アンケートにおける複数手法の比較検証 [コラムvol.363]

おきなわサステナラボ長 兼 観光研究部(環境計画領域) 上席主任研究員 中島 泰

 2017年の静岡・山梨県の4登山道を合わせた富士山の登山者数(注1)は、約28.5万人で、前年同期間から約3.9万人の増加となりました。また、1日あたりの登山者数がもっとも多かったのは8月13日(日)で、8,201人も・・・

訪日客の地方訪問意向について考える [コラムvol.362]

訪日客の地方訪問意向について考える [コラムvol.362]

 当財団では、インバウンドの効果を大都市圏以外にも波及させるという問題意識のもと、訪日外国人旅行者の地方訪問というテーマについて、継続的に研究を行ってきました。たとえば、2013年には機関誌「観光文化」219号において、・・・

統計からみた訪日市場の変化と宿泊業の設備投資 [コラムvol.361]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

統計からみた訪日市場の変化と宿泊業の設備投資 [コラムvol.361]

消費単価の減少と客層の変化  訪日市場の拡大が続いている。国際旅行市場も欧州が回復基調にあるなど堅調な伸びを維持しており、観光立国推進基本計画に掲げる2020年オリンピック年の4千万人達成も現実味を帯びてきた。  一方で・・・

2018年を迎えるにあたり [コラムvol.360]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光資源
  • 観光と社会の潮流

2018年を迎えるにあたり [コラムvol.360]

 明けましておめでとうございます。  平素より当財団業務にご高配いただきありがとうございます。  本年もかわらぬご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  さて、年末に自宅で経済紙をめくっていたところ国際観光旅客・・・