研究員紹介・コラム

その他

外に出て身体を動かすことがくれる、病と共に歩む力 [コラムvol.498]
  • 観光と社会の潮流
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外に出て身体を動かすことがくれる、病と共に歩む力 [コラムvol.498]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

前回のコラムでも触れたとおり、ここ数年の私は慢性疾患、特に患者数が多いがんサバイバーに着目して、安心して旅行やアクティビティを楽しめるための調査研究に取り組んでいます。 医療の進歩に伴い、増え続ける「がんサバイバー」 が・・・

地域ならではのサステナビリティの見せ方 [コラムvol.497]
  • 観光政策・観光地経営
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地域ならではのサステナビリティの見せ方 [コラムvol.497]

観光研究部 研究員 山本 奏音

コロナ禍が明けた今、サステナブルであることは旅行先として選んでもらう上で大切な条件となりつつあります。では、地域がサステナブルな取組をしているということを、どのように観光客に伝えればよいのでしょうか。 例えば太陽光発電を・・・

不変ならざる自然の見せ方 – チューリヒ近郊の森林公園にて [コラムvol.496]
  • 観光資源
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不変ならざる自然の見せ方 – チューリヒ近郊の森林公園にて [コラムvol.496]

観光研究部 副主任研究員 那須 將

2023年09月中旬、欧州方面への出張中にスイスを訪問する機会を得た。その際に訪れたシルヴァルト自然発見公園について、現地の写真を中心に紹介する。 なお、本稿で取り上げる施設や制度等の名称は、スイス公用語以外による表記が・・・

誰もが旅行を楽しめるために [コラムvol.488]
  • 観光と社会の潮流
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誰もが旅行を楽しめるために [コラムvol.488]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

昨今は多様性を尊重するという概念が広く浸透しつつあります。観光の分野では海外では誰もが旅行を楽しめるためのツーリズムとして「インクルーシブツーリズム」という概念で取り組まれています。国内に目を向けると、日本では「ユニバー・・・

ドイツ・デンマークのサステナブルな交通 [コラムvol.487]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流
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ドイツ・デンマークのサステナブルな交通 [コラムvol.487]

観光研究部 研究員 山本 奏音

2022年9月末から10月上旬にかけて、Sustainable Tourismの視察のためドイツとデンマークを訪問しました。DMOやホテルがどのように持続可能な観光・地域づくりに向き合っているのか様々なお話をうかがいまし・・・

そこは景色か、目的地か。つくば霞ヶ浦りんりんロード走行記 [コラムvol.483]
  • 観光資源
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そこは景色か、目的地か。つくば霞ヶ浦りんりんロード走行記 [コラムvol.483]

観光研究部 副主任研究員 那須 將

11月初旬、茨城県の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を、自転車を持参して訪問した。 つくば霞ヶ浦りんりんロードは、JR岩瀬駅からJR土浦駅、さらに霞ヶ浦西浦の湖岸全周と、その東端からJR潮来駅・水郷潮来バスターミナルまでを・・・

2年9か月ぶりの韓国へ ーコロナ禍を経た変化ー [コラムvol.479]
  • 観光と社会の潮流
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2年9か月ぶりの韓国へ ーコロナ禍を経た変化ー [コラムvol.479]

世界保健機関が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言してから、約2年9か月が経ちました。日本史の教科書でしか見たことのなかった「鎖国」が実際に自分の生きてい・・・

“やまなし歴史の道”の観光活用を目指して [コラムvol.470]
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“やまなし歴史の道”の観光活用を目指して [コラムvol.470]

観光研究部 研究員 磯貝 友希

世界遺産富士山、北岳、八ヶ岳などの雄大な景観や、温泉、ワイン、果樹などの特色ある観光資源に恵まれ、首都圏からのアクセスも容易な山梨県。コロナ禍においても、県が認証する「やまなしグリーン・ゾーン認証」など感染症対策への取組・・・

Wildlife Tourismと野生動物観光 – 国内における実践の事例 [コラムvol.468]
  • 観光資源
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Wildlife Tourismと野生動物観光 – 国内における実践の事例 [コラムvol.468]

観光研究部 副主任研究員 那須 將

本コラムは全2回のうちの2回目である。 前稿では新たな旅行形態の一つとなっているWildlife Tourismについて、国際的な概況と潮流を整理した上で、そこにどのような観光者のまなざしが注がれているのかを論じた。その・・・

たびとしょCafe担当者のつぶやき [コラムvol.453]
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たびとしょCafe担当者のつぶやき [コラムvol.453]

観光研究部 副主任研究員 門脇 茉海

はじめに 私が当財団(以下、JTBF)に就職して早くも今年で9年目、観光文化振興部(異動当初は観光文化情報センター)の企画室に異動して3年目を迎えました。 観光文化振興部は、観光分野の研究成果と人をつなぐ、研究・情報プラ・・・

自然風景地におけるモノのデザイン [コラムvol.447]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光資源
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自然風景地におけるモノのデザイン [コラムvol.447]

 突然ですが、山や川、海などに出かけると、道沿いのベンチ、ホテルやインフォメーションセンターなどの建築物、資源の解説板や注意標識などをよく見かけます。これらは、初めから自然界に存在するものではなく、誰かが、どこかのタイミ・・・

観光地のレジリエンスを考える [コラムvol.445]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流
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観光地のレジリエンスを考える [コラムvol.445]

公益社団法人 京都市観光協会 主任(出向中) 福永 香織

はじめに  新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国際的な感染拡大は、観光業をはじめとした経済全般に大きな打撃を与えている。ポストコロナの観光地のあり方などが議論される場面で頻繁に登場するのは「レジリエンス」もし・・・

Wildlife Tourismと野生動物観光 [コラムvol.444]
  • 観光資源
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Wildlife Tourismと野生動物観光 [コラムvol.444]

観光研究部 副主任研究員 那須 將

 一昨年度から昨年度にかけて、Wildlife Tourism に携わる機会を得た。Wildlife、すなわち野生動物の観光ということになる。本稿では業務の中で感じたことについて述べたい。  本稿のカバー写真はWildl・・・

コロナ禍での図書館~“知の拠点”としての充実を[Vol.427]
  • 観光と社会の潮流
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コロナ禍での図書館~“知の拠点”としての充実を[Vol.427]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 当財団では、公益事業の一環で1978年より観光・旅行分野の資料等を取りそろえた専門図書館である「旅の図書館」を運営している。しかし、今回のコロナ禍では、早い時期から不特定多数の人が集まることやその場所自体の危険性が指摘・・・

withコロナ時代の観光 ~トラベルバブルについて[Vol.422]
  • 観光と社会の潮流
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withコロナ時代の観光 ~トラベルバブルについて[Vol.422]

おきなわサステナラボ長 兼 観光研究部(環境計画領域) 上席主任研究員 中島 泰

新型コロナウイルスの流行に伴い全国に発令されていた緊急事態宣言が、5月25日に全面解除となった。今後は各業界において段階的に経済活動の再開が進んでいくことが想定され、旅行・観光分野においては、まず国内旅行から回復し、その・・・

宿泊税の支払い意思を高める一つの視点 [コラムvol.417]
  • 観光政策・観光地経営
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宿泊税の支払い意思を高める一つの視点 [コラムvol.417]

観光研究部(地域マネジメント領域) 上席主任研究員 菅野 正洋

ザンクト・ガレン(スイス)の公共交通機関乗り放題カード  2019年の9月末から10月初旬にかけて、スイスとイタリアに1週間ほど出張した際、スイス東部にある地方都市ザンクト・ガレン(St.Gallen)に宿泊する機会があ・・・

初の海外ひとり旅ー海外現地ツアーを利用してー [コラムvol.414]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光資源
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初の海外ひとり旅ー海外現地ツアーを利用してー [コラムvol.414]

観光研究部 副主任研究員 門脇 茉海

初の海外ひとり旅へ  昨年末、久しぶりにまとまった休みの取れた私は、ふと“海外に一人で行ってみよう”と思い立ちました。海外ひとり旅はこれが初めてです。今までの海外旅行は、出張だったり、家族や友達と一緒だったので、海外くら・・・

東京2020大会のその先へ―オリンピック・パラリンピックを契機としたインバウンド振興― [コラムvol.413]
  • 旅行者動向
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東京2020大会のその先へ―オリンピック・パラリンピックを契機としたインバウンド振興― [コラムvol.413]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

東京2020大会がいよいよやってくる!  新年を迎え、今年はいよいよ東京にオリンピック・パラリンピックがやってきます。メディアでは連日オリンピック関連の報道がされ、街中を歩いていてもオリンピック・パラリンピック関係の文字・・・

「歴史の語り直し」と観光地の魅力 [コラムvol.409]
  • 観光資源
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「歴史の語り直し」と観光地の魅力 [コラムvol.409]

観光研究部 研究員 磯貝 友希

 初めてコラムを投稿いたします。観光地域研究部 磯貝です。  学生時代は日本の古典文学を専攻し、「どのように物語が語り継がれていくのか」を研究しました。現在は「歴史や物語が『観光』と結びついて語り直される」事象に関心を持・・・

観光と図書館の連携を考える~飛騨市図書館の取組 [コラムvol.405]
  • 観光と社会の潮流
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観光と図書館の連携を考える~飛騨市図書館の取組 [コラムvol.405]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 当財団は、公益事業の一環で、1978年より「旅の図書館」を運営しています。当館では、約6万冊の観光関連資料を体系立てて配架する独自分類の導入や、専門性・稀少性の高い蔵書の公開、書架のある空間で研究交流を行う「たびとしょ・・・