研究員紹介・コラム

中野 文彦

サステナブルの国のDMO [コラムvol.481]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

サステナブルの国のDMO [コラムvol.481]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

2022年9月下旬から10月上旬にかけて、視察でデンマークを訪れる機会がありました。サステナブル面で世界トップクラスの評価を得ているデンマークですが、人魚姫の像、チボリ公園といった有名観光スポット以外は、あまり知られてい・・・

変化に対応する地域と観光協会の役割 [コラムvol.463]
  • 観光政策・観光地経営

変化に対応する地域と観光協会の役割 [コラムvol.463]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

2020年1月に新型コロナウイルスの流行がはじまり、早くも2年が経過しました。観光振興に取り組む地域にとっても、長引くコロナ禍によって様々な変革が求められた2年だったのではないかと思います。 私たちは、この2年間、各地の・・・

消費者から見たオンラインツアー [コラムvol.443]
  • 旅行者動向
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

消費者から見たオンラインツアー [コラムvol.443]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 コロナ禍における新しい観光の形の一つとして、オンラインツアーに注目が集まっています。筆者はコロナ禍における観光地の取り組みとしてオンラインツアーについて調査していますが、今回は「消費者サイド」から見たオンラインツアーに・・・

新型コロナウイルスに負けない観光地の取り組みを考える[Vol.421]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

新型コロナウイルスに負けない観光地の取り組みを考える[Vol.421]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

観光地ができることは?  「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言」が出されて約1か月が経ちます。現在でも様々な業種への休業要請や外出自粛の中で、観光地においても営業を制限せざるを得ない状況が続いています。こうした状況にお・・・

「稼げる地域づくり」に向けたDMOの役割 [コラムvol.401]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光経済

「稼げる地域づくり」に向けたDMOの役割 [コラムvol.401]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

2016年2月に観光地づくり法人(以下、DMO)の登録が開始されてから3年が経過しました。 全国的な取り組みとして拡大を続けるDMOですが、最近の取り組み等から今後の展開について考えてみたいと思います。 あらためて、DM・・・

「交流や生活文化体験」を求める観光客のための宿泊施設[コラムvol.277]
  • 旅行者動向
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

「交流や生活文化体験」を求める観光客のための宿泊施設[コラムvol.277]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 急増する訪日外国人観光客を受け入れるための宿泊施設不足の解消等をねらい、大阪府や東京都大田区といった「国家戦略特別区域」にて、一定条件のもとでの旅館業法の適用除外を認め、いわゆる「民泊(個人宅宿泊)」開始に向けた取り組・・・

観光振興の担い手[コラムvol.256]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

観光振興の担い手[コラムvol.256]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

1.「観光振興の担い手」を考えよう  「地方創生」や「2020年オリンピック・パラリンピック」を踏まえ、全国各地で観光振興の計画づくり(以下、観光計画)が急ピッチで進められています。しかし、観光計画には決まった形はありま・・・

自然ガイドと歩く尾瀬 [コラムvol.199]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光資源

自然ガイドと歩く尾瀬 [コラムvol.199]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

●9月上旬の尾瀬  9月上旬に尾瀬(尾瀬国立公園)を訪れる機会があった。尾瀬というと高山植物の宝庫、本州最大の湿原として有名であるが、訪れたのは高山植物のシーズンが終わって、紅葉が訪れるまでの端境の時期であった。そのこと・・・

戦前・戦後の観光計画から学ぶ [コラムvol.189]
  • 観光政策・観光地経営

戦前・戦後の観光計画から学ぶ [コラムvol.189]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 今日、多くの自治体では観光計画(ビジョン、戦略、アクションプラン等々)を策定しています。しかし「観光」に取り組み始めたばかりの自治体では、観光計画を策定するプロセスにおいて、試行錯誤を繰り返すことも少なくありません。 ・・・

パリ国際大学都市を訪れて [コラムvol.167]
  • 観光政策・観光地経営
  • その他

パリ国際大学都市を訪れて [コラムvol.167]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

●フランス旅行をミシュラン風に振り返ってみました  我が国でも話題になる観光地の評価。ミシュラングリーンガイドは観光地や観光施設などの評価を行っていますが、我が国でも「高尾山が星3つ」「知床国立公園、摩周湖、阿寒湖が星3・・・

『銀座でミツバチ』が都市と地域をつなぐ [コラムvol.140]
  • 観光資源
  • 観光と社会の潮流

『銀座でミツバチ』が都市と地域をつなぐ [コラムvol.140]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

●銀座でミツバチ!?  NPO法人銀座ミツバチプロジェクトは2006年から銀座3丁目、紙パルプ会館を中心に活動している。メインとなる取り組みは、都会の真ん中、銀座の45メートルのビルの屋上での養蜂である。なぜ、都会の真ん・・・

地域活性化から見たスポーツ・ツーリズム [コラムvol.116]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

地域活性化から見たスポーツ・ツーリズム [コラムvol.116]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 最近、「スポーツ」分野から見た観光、すなわち「スポーツ・ツーリズム」に関わる研究者の方々と親しく意見を交わす機会が多くあります。これまで私自身は「スポーツ・ツーリズム」と聞いても多様な観光分野(エコツーリズムやグリーン・・・

変わる観光協会 [コラムvol.93]
  • 観光政策・観光地経営

変わる観光協会 [コラムvol.93]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 観光地の振興を考える上で、行政と民間の間にある観光協会の役割は重要です。しかし、全国の観光協会は観光を取り巻く時代の変化の中で、いくつかの課題を抱えています。筆者を含め我々は各地の観光協会の方々と知り合う機会も多いので・・・

中山間地域の活性化(村上市朝日地域・山北地域) [コラムvol.72]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

中山間地域の活性化(村上市朝日地域・山北地域) [コラムvol.72]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 先日ひょんなことから新潟県の最北に位置する村上市の朝日地域・山北地域の視察ツアーに参加することができました。朝日地域(旧朝日村)・山北地域(旧山北町)は2008年に村上市に合併した地域で、日本海の夕日や海産物、川を上る・・・

中山間地域の活性化(美咲町のたまごかけごはん) [コラムvol.51]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光資源

中山間地域の活性化(美咲町のたまごかけごはん) [コラムvol.51]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 先日、岡山県久米郡商工会にて「観光をキーワードに売上アップ」と題した講演をさせていただきました。久米郡は美咲町、久米南町からなる岡山県の中心に位置します。岡山市と津山市に挟まれ、JR西日本の津山線が通る中山間地域で、棚・・・

中山間地域の観光振興(長野県木祖村の取り組みの紹介) [コラムvol.33]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

中山間地域の観光振興(長野県木祖村の取り組みの紹介) [コラムvol.33]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 全国の多くの地域が「観光振興」に取り組む中、中山間地域でも地域産業の衰退、少子高齢化、過疎化等を背景に、地域振興の柱として観光振興に取り組む地域が増えています。  こうした中山間地域にとって有効な観光振興策とはどのよう・・・

日・台・韓・マレーシアのホームスティ・ホテル(民宿)事情 [コラムvol.16]
  • 観光政策・観光地経営
  • その他

日・台・韓・マレーシアのホームスティ・ホテル(民宿)事情 [コラムvol.16]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

筆者は2007年7月に約3週間、ハワイ大学のTIM(Travel Industry Management)スクール「Executive Development Institute for Tourism (EDIT)」に・・・