研究員紹介・コラム

牧野 博明

自然災害からの観光復興 ~インドネシア・スマトラ沖地震のその後~ [コラムvol.381]
  • 観光と社会の潮流
  • その他

自然災害からの観光復興 ~インドネシア・スマトラ沖地震のその後~ [コラムvol.381]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

はじめに ~自然災害はどこでも起こりうる~  2018年は日本にとって、立て続けに大きな自然災害に見舞われる年となっています。10月15日(月)までに発生した主な自然災害を挙げると、6月18日に発生した「大阪府北部地震」・・・

熊本地震被災地の今 [コラムvol.365]
  • 観光と社会の潮流

熊本地震被災地の今 [コラムvol.365]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

はじめに ~自然災害が観光に及ぼす影響の把握~  2018年3月11日(日)は、東日本大震災発生からちょうど7年目にあたる日でした。復旧工事や復興事業は継続的に行われていますが、復興庁の発表によると、現在も約7万3千人が・・・

「命」を考える観光 ~山口県長門市におけるテーマ観光の可能性~ [コラムvol.345]
  • 観光資源
  • 観光と社会の潮流

「命」を考える観光 ~山口県長門市におけるテーマ観光の可能性~ [コラムvol.345]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 本年1月に、山口県長門市を訪れる機会がありました。長門市といえば、最近では2016年12月15日(木)~16日(金)に日露首脳会談が行われたこと、そして2016年9月2日には「長門湯本温泉観光まちづくり計画」が発表され・・・

スイスの観光実情をベースに我が国の観光のあり方を考える [コラムvol.322]
  • 観光政策・観光地経営
  • その他

スイスの観光実情をベースに我が国の観光のあり方を考える [コラムvol.322]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 業務の関係で、2016年9月22日(木)~29日(木)、スイス・サンモリッツを訪問しました。私自身、乗り継ぎを除けばスイスを訪れるのは今回が初めてということもあり、興味津々で現地入りしました。  イメージに違わず、スイ・・・

熊本地震が観光に与える影響 -過去の経験から得られたこと、学ぶべきこと- [コラムvol.302]
  • 観光と社会の潮流

熊本地震が観光に与える影響 -過去の経験から得られたこと、学ぶべきこと- [コラムvol.302]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 2016年4月14日(木)の熊本地震の発生以降、今なお断続的に続く地震は、熊本県及び周辺地域に多大な被害を及ぼしています。お亡くなりになられた方々には深く哀悼の意を表し、また被災された方々に対しては心よりお見舞い申し上・・・

韓国の観光実情についての一考察 -「日韓国際観光カンファレンス2015」に参加して-[コラムvol.281]
  • 観光政策・観光地経営
  • その他

韓国の観光実情についての一考察 -「日韓国際観光カンファレンス2015」に参加して-[コラムvol.281]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 2015年11月27日(金)、韓国・ソウルにて「日韓国際観光カンファレンス2015」が開催されました。この会合は、研究協力協定を結んでいる韓国文化観光研究院(以下、KCTI)と公益財団法人日本交通公社(以下、JTBF)・・・

しまなみ海道における自転車旅行の推進に関する一考察[コラムvol.260]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光資源
  • 観光と社会の潮流

しまなみ海道における自転車旅行の推進に関する一考察[コラムvol.260]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 最近、自転車が話題にのぼることが多くなっています。それは、本年6月1日に施行された改正道路交通法により、一時不停止や信号無視、酒酔い運転などの危険運転14項目に対する取締りが厳しくなったことが影響しています。道路渋滞の・・・

「聖地」における観光のあり方について [コラムvol.214]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

「聖地」における観光のあり方について [コラムvol.214]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

●注目度が高まりつつある聖地観光  近年、「聖地」を訪れる観光に注目が集まっています。昨年は、20年に一度の「伊勢神宮式年遷宮」、60年に一度の「出雲大社 平成の大遷宮」、熱田神宮の創祠1900年、富士山の世界文化遺産登・・・

日本人観光客は乗り継ぎ旅行を好まない? [コラムvol.191]
  • 旅行者動向
  • その他

日本人観光客は乗り継ぎ旅行を好まない? [コラムvol.191]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

■直行便はやはりありがたい! 本年3月7日に、新しい石垣空港がオープンしました。滑走路長の延伸により、東京、大阪、名古屋からの定期直行便が就航(一部は再開)することとなりました。さらに今後は、国際線の開設、LCC(ロー・・・・

観光も「自己責任」の時代へ [コラムvol.169]
  • 観光と社会の潮流

観光も「自己責任」の時代へ [コラムvol.169]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

■危機に対する「自己責任」の必要性  日本は諸外国に比べると安全性が高いと言われていますが、それでも最近は物騒な事件が頻発しており、危機に対する日頃の注意や意識づくりがますます重要となっています。この危機対応の考え方につ・・・

“ムダ”は本当に“無駄”なのか!? [コラムvol.142]
  • 観光と社会の潮流

“ムダ”は本当に“無駄”なのか!? [コラムvol.142]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 長期に渡る景気及び経済の低迷の影響もあり、“ムダ”に対する意識がますます高まっているように感じられます。例えば、国の政策においては「無駄の排除」がキャッチフレーズのごとく連呼されており、民間企業であれば「カンバン方式」・・・

インバウンドの受け入れは大丈夫? [コラムvol.118]
  • 旅行者動向
  • 観光政策・観光地経営

インバウンドの受け入れは大丈夫? [コラムvol.118]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 国をあげてのインバウンド振興策が進められています。その概要及び課題については、研究員コラムvol.102「訪日外国人旅行者数のさらなる拡大のために」(有馬)に詳細に記述されていますので、そちらをご参照いただければと思い・・・

公的な観光関連組織も統合・合併の時代へ [コラムvol.96]
  • 観光政策・観光地経営

公的な観光関連組織も統合・合併の時代へ [コラムvol.96]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 2010年12月の新幹線開業に向け、青森県では観光施設等の整備・リニューアルとともに、受け入れ体制の見直しも着々と進められています。その一環として、2009年4月に(社)青森県観光連盟、青森県大規模観光キャンペーン推進・・・

中国を訪れて感じたこと [コラムvol.74]
  • 観光資源
  • 観光と社会の潮流
  • その他

中国を訪れて感じたこと [コラムvol.74]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 仕事の関係で、昨年末から今年初めにかけて、中国(北京、上海、香港)を訪れました。北京-上海間は直線距離で1,500km以上、上海-香港間も1,200km以上離れているため、気候条件はもちろんのこと、生活・文化の違いも明・・・

旅行はストレス解消につながる? [コラムvol.53]
  • 観光と社会の潮流

旅行はストレス解消につながる? [コラムvol.53]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 長寿社会の到来とともに、「健康」に対する関心はますます高まっているように感じられます。これまでは「健康」といえば「体」のことを指していましたが、近年は「心」にも重点が置かれるようになってきました。社会経済の発展に伴う生・・・

空港の集客機能強化による活性化の可能性 [コラムvol.35]
  • 観光政策・観光地経営
  • その他

空港の集客機能強化による活性化の可能性 [コラムvol.35]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

 航空機の離発着場である空港は、交通の結節点として重要な役割を担っています。従来は旅客や貨物の輸送という「交通機能」のみに重点が置かれてきましたが、近年は航空利用以外の人も訪れる「集客機能」としても注目が集まっています。・・・

産業観光と産業遺産(ヘリテージ) [コラムvol.18]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光資源
  • 観光と社会の潮流

産業観光と産業遺産(ヘリテージ) [コラムvol.18]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

近年、「産業観光」や「産業遺産(ヘリテージ)」という言葉が全国で脚光を浴びつつあり、このテーマの調査・研究にたずさわっている身としては大変喜ばしく感じています。従来の自然資源(山岳、河川、海浜など)や人文資源(社寺・仏閣・・・