コラム

研究員が調査研究活動や普段の生活の中で感じたことを、ホットな雑感として綴っています。

コラム 2021年

オンラインツアーの可能性とは?ライブ配信でスイスに行って考えたこと [コラムvol.441]
  • 観光資源
  • 観光と社会の潮流

オンラインツアーの可能性とは?ライブ配信でスイスに行って考えたこと [コラムvol.441]

 新型コロナウイルス感染症の流行以後、広がりを見せているのが「オンラインツアー」です。欧米ではバーチャルツアー(Virtual Tour)とも呼ばれ、自由に旅行ができないコロナ禍における新たな観光のスタイルとして注目され・・・

まちづくりと観光事業の間にある壁⑫-本来の価値と本当に大切なもの [コラムvol.440]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

まちづくりと観光事業の間にある壁⑫-本来の価値と本当に大切なもの [コラムvol.440]

観光研究部 主任研究員 後藤 健太郎

 新型コロナ感染症の影響が続いたこの一年。急激な環境変化の中で、いかに観光産業の存続を図るか。ニューノーマルな時代の観光を模索し、各地で新たなカタチが具体的に提案された一年でもあった。それは、単に今一時を凌ぐということに・・・

これからの観光の道しるべ~サスティナビリティをテーマに [コラムvol.439]

これからの観光の道しるべ~サスティナビリティをテーマに [コラムvol.439]

 サスティナビリティは以前より観光においても重要なキーワードとなっていましたが、特にここ数年で世の中の関心の高まりと実際の変化を感じるようになりました。今回のコラムでは、観光分野における具体事例を紹介しながら、そうした潮・・・

コロナ禍における旅行市場の変化 [コラムvol.438]
  • 旅行者動向
  • 観光と社会の潮流

コロナ禍における旅行市場の変化 [コラムvol.438]

観光研究部(市場調査領域) 上席主任研究員 五木田 玲子

旅行市場の二極化  コロナ禍において、旅行者数は大きく減少しました。観光庁「観光・消費動向調査」によると、7~9月の国内宿泊観光・レクリエーションにおける延べ旅行者数は2,837万人で、前年同期比47.3%減となりました・・・

日本観光のレジリエンス強化に向けて [コラムvol.437]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

日本観光のレジリエンス強化に向けて [コラムvol.437]

理事/観光研究部長/旅の図書館長/博士(社会工学) 山田 雄一

不透明な先行き  2019年末、私は、本コラムで「令和時代の観光地域づくりに向けて」というタイトルにて、オリパラを迎える日本観光の発展に向け、観光産業クラスターの形成の必要性を指摘した。  その後、世界は、COVID-1・・・