研究員紹介・コラム

観光経済

“不便な”旅のおもしろさ [コラムvol.333]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

“不便な”旅のおもしろさ [コラムvol.333]

文化庁 文化資源活用課 活用推進係長(出向中) 門脇 茉海

旅行といえばバス  いまだに運転免許証を持っていない私の場合、旅行中の移動手段は公共交通機関に限られます。特に、まちなかの移動となると、路線バスに乗ることが多くなります。バスに乗るためには、観光協会や交通会社のHPにアク・・・

縮小マーケットへの対応を考える [コラムvol.327]
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

縮小マーケットへの対応を考える [コラムvol.327]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 最近様々な分野で「○○離れ」と言われています。テレビ離れや車離れ、活字離れ…数え上げればきりがありません。自分の行動を振り返ってもそれは例外ではなく、気がつけばテレビを観ることはほとんどなくなり、車も自転車すらも手放し・・・

自動運転車が変える観光の未来 [コラムvol.317]
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

自動運転車が変える観光の未来 [コラムvol.317]

自動運転車への期待  2013年の秋に行った自主調査で「これからの国内宿泊旅行市場が拡大していくために 必要性が高いと思うものを選んでください」という質問をした(対象は全国の旅行好きで発信力のあるオピニオンリーダー層)。・・・

売りたいものの“先”にあるもの ~ソフトクリームに隠された秘密~[コラムvol.303]
  • 観光経済
  • その他

売りたいものの“先”にあるもの ~ソフトクリームに隠された秘密~[コラムvol.303]

公益社団法人 京都市観光協会 企画官(出向中) 福永 香織

 ソフトクリームといえば、子どもから大人まで幅広い世代に愛されるスイーツですが、先月開催された第13回デザート・スイーツ&ドリンク展(2016年4月13日~15日、東京ビッグサイト)でも、ソフトクリームの総合メーカー日世・・・

旅行収支にみる産業としての教育 [コラムvol.297]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光経済

旅行収支にみる産業としての教育 [コラムvol.297]

3.3兆円に上る米国の留学生消費額  米国におけるインバウンド消費額は2014年で1,772億ドル、同年の為替レートで計算すると約19兆円に上り、これは世界最大である(国際収支統計の旅行収支受取額)。  さらにその内訳を・・・

“インバウンド消費”の行方 [コラムvol.287]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

“インバウンド消費”の行方 [コラムvol.287]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日、2015年の外国人旅行者数は、過去最高を更新する1,973万7千人を記録したと発表されました。政府が2020年までに目標としていた2,000万人は2016年にも達成する可能性が見えてきました。  外国人旅行者数が・・・

中国の税制と訪日消費 [コラムvol.273]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

中国の税制と訪日消費 [コラムvol.273]

 中国経済に翳りが見えている。上海株式市場の急落、輸出の減少、人民元の切り下げといった要因は、多少のタイムラグを経て海外旅行市場を冷やす要因となるだろう。足元、国慶節の連休前後については、元々需要が供給を大幅に上回るトッ・・・

訪日外国人の消費動向から見た宿泊料金と質のバランス[コラムvol.263]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

訪日外国人の消費動向から見た宿泊料金と質のバランス[コラムvol.263]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 過去最高の1,341万人の訪日外客数を記録した2014年は、東京を訪れる友人、知人からホテルが取れないというのを耳にすることが増えました。いつもは都心に泊まっているのが、都心から離れたエリアしか空いていなかったという声・・・

FITマーケットの可能性 [コラムvol.202]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

FITマーケットの可能性 [コラムvol.202]

 当財団に『観光文化』という名の機関誌があります。これは季刊誌で、昨年から毎四半期に研究員が主体となって特集を組んでいます。この秋、10月号は私が担当でした。  そのテーマをどうするかについて、年明けくらいからあれこれと・・・

Duty Freeからみた国際競争力 [コラムvol.186]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

Duty Freeからみた国際競争力 [コラムvol.186]

 今年に入ってインバウンド政策についての自主研究をスタートした。  先ずは、海外諸国のインバウンド政策を中期計画を中心にレビューし、政策の類型化から着手したところである。その作業と同時並行で、海外のインバウンド誘致に関わ・・・

財政統計からみた地域の観光財源の課題 [コラムvol.163]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光経済

財政統計からみた地域の観光財源の課題 [コラムvol.163]

 今年度の後半に、地方自治体の観光財政について研究を行いました。少し固い話になりますが、観光財政に関する統計の現状と、統計からみた地域の観光財源の課題についてお話したいと思います。(塩谷英生) ■観光費に関する決算統計 ・・・

「五感」で楽しむ [コラムvol.147]
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

「五感」で楽しむ [コラムvol.147]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というイベントに参加してきました。“まっくらやみのエンターテイメント”というコンセプトのもと行われているこのイベントは、暗闇の中に6~8人くらいでグループを組んで入り、中で様々なこ・・・

20代の友人旅行はどう変わったか -過去10年間の調査データ分析結果から [コラムvol.123]
  • 旅行者動向
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

20代の友人旅行はどう変わったか -過去10年間の調査データ分析結果から [コラムvol.123]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 当財団では1998年から毎年1回、全国規模のアンケート調査として「旅行者動向調査」を行っています。そして、調査結果に基づいて過去1年間の国内旅行マーケットの動向をまとめたレポートである『旅行者動向』を1999年以降、毎・・・

“等身大”の旅行?  [コラムvol.101]
  • 観光と社会の潮流
  • 旅行者動向
  • 観光経済

“等身大”の旅行?  [コラムvol.101]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日テレビを観ていると、女子高生向けのファッション誌の制作現場に密着した番組に目が止まりました。それを観て私は、自分が高校生だった頃とは色々な点で大きく様変わりしていることに驚きました。  中でも一番驚いたのは、雑誌の・・・

インターネット情報の氾濫と「外れ」リスク [コラムvol.69]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光経済

インターネット情報の氾濫と「外れ」リスク [コラムvol.69]

 昨年末にオピニオンリーダー層へのグループインタビューで、「情報収集にどのくらい時間をかけるか」を聞いてみたのですが、インターネットを中心に何日もかけて調べる人も多いようです。インターネット情報が氾濫する中で「外れ」情報・・・

これからのスタンダード『宿泊旅行統計』を読む [コラムvol.11]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

これからのスタンダード『宿泊旅行統計』を読む [コラムvol.11]

■今回のテーマ  今日は観光統計の話をします。国土交通省が今年度からスタートした「宿泊旅行統計」をどう活用するかについてです。まだスタートして間もない新しい統計ですが、欧州等では宿泊統計は最も基礎的な観光統計として既に定・・・