コラム

研究員が調査研究活動や普段の生活の中で感じたことを、ホットな雑感として綴っています。

コラム 2008年

観光地を「売る」努力-Promotionの大切さ [コラムvol.21]

観光地を「売る」努力-Promotionの大切さ [コラムvol.21]

 観光客の減少に歯止めがかからず、「どうしよう・・・」と悩んでいる観光地は多いと思います。「観光客に来てもらう」ことを、「モノを売る」という行為と比較しつつ考えてみます。 ■マーケティングの4つの「P」  現代は、人々の・・・

観光のバリアフリー [コラムvol.20]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

観光のバリアフリー [コラムvol.20]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 日本は世界にも類を見ない少子高齢・人口減少社会を迎えています。これからの観光地には、こうした市場の環境変化にも対応して、“バリアフリー”、“ユニバーサルデザイン”の観点から、ハード・ソフトの両面において高いレベルで、「・・・

農耕型に転換する観光振興 [コラムvol.19]
  • 観光政策・観光地経営

農耕型に転換する観光振興 [コラムvol.19]

理事/観光研究部長/旅の図書館長/博士(社会工学) 山田 雄一

◆農耕型に転換する観光振興  観光のとらえ方、定義には諸説あります。こうした観光定義の「多様性」は、観光に対する社会的認知が広がり、各所で注目されるようになった結果、多様な主体がそれぞれの立場や考え方から「観光」を考える・・・

産業観光と産業遺産(ヘリテージ) [コラムvol.18]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光資源
  • 観光と社会の潮流

産業観光と産業遺産(ヘリテージ) [コラムvol.18]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

近年、「産業観光」や「産業遺産(ヘリテージ)」という言葉が全国で脚光を浴びつつあり、このテーマの調査・研究にたずさわっている身としては大変喜ばしく感じています。従来の自然資源(山岳、河川、海浜など)や人文資源(社寺・仏閣・・・

風景の「発見」から考えること [コラムvol.17]

風景の「発見」から考えること [コラムvol.17]

目に映る風景の変化は、日常生活から離れて旅に出たことを実感させてくれる、重要で分かりやすい要素です。しかし風景を切り取るまなざしは時代とともに移ろい、また個々人によっても異なります。現在の旅行者は、どのように風景を捉えて・・・

日・台・韓・マレーシアのホームスティ・ホテル(民宿)事情 [コラムvol.16]
  • 観光政策・観光地経営
  • その他

日・台・韓・マレーシアのホームスティ・ホテル(民宿)事情 [コラムvol.16]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

筆者は2007年7月に約3週間、ハワイ大学のTIM(Travel Industry Management)スクール「Executive Development Institute for Tourism (EDIT)」に・・・

「観光地の品格」について考えてみませんか [コラムvol.15]
  • 観光と社会の潮流

「観光地の品格」について考えてみませんか [コラムvol.15]

印象に残った旅先のことをふりかえってみると、そこで暮らしている人たちのことが思い出されることがよくあります。彼らの何気ない生活の一場面にふれて、気高さを感じたことはありませんか。 ■印象に残った旅  思い出を語ることが主・・・

2008年の年頭に考える「グローバルな感覚が“ニッポン”の観光を面白くする!」 [コラムvol.14]

2008年の年頭に考える「グローバルな感覚が“ニッポン”の観光を面白くする!」 [コラムvol.14]

要旨  豊富な海外旅行経験や急増する海外からの旅行者が、日本の観光を変えようとしています。豊富経験や新たな視点が、日本や日本文化を新しい“ニッポン”や“ニッポン文化”として再評価し、日本国内への旅行者を増やしています。ま・・・