研究員紹介・コラム

その他

宿泊税の支払い意思を高める一つの視点 [コラムvol.417]
  • 観光政策・観光地経営
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宿泊税の支払い意思を高める一つの視点 [コラムvol.417]

観光研究部(地域マネジメント領域) 上席主任研究員 菅野 正洋

ザンクト・ガレン(スイス)の公共交通機関乗り放題カード  2019年の9月末から10月初旬にかけて、スイスとイタリアに1週間ほど出張した際、スイス東部にある地方都市ザンクト・ガレン(St.Gallen)に宿泊する機会があ・・・

初の海外ひとり旅ー海外現地ツアーを利用してー [コラムvol.414]
  • 観光政策・観光地経営
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初の海外ひとり旅ー海外現地ツアーを利用してー [コラムvol.414]

文化庁 文化資源活用課 活用推進係長(出向中) 門脇 茉海

初の海外ひとり旅へ  昨年末、久しぶりにまとまった休みの取れた私は、ふと“海外に一人で行ってみよう”と思い立ちました。海外ひとり旅はこれが初めてです。今までの海外旅行は、出張だったり、家族や友達と一緒だったので、海外くら・・・

東京2020大会のその先へ―オリンピック・パラリンピックを契機としたインバウンド振興― [コラムvol.413]
  • 旅行者動向
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東京2020大会のその先へ―オリンピック・パラリンピックを契機としたインバウンド振興― [コラムvol.413]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

東京2020大会がいよいよやってくる!  新年を迎え、今年はいよいよ東京にオリンピック・パラリンピックがやってきます。メディアでは連日オリンピック関連の報道がされ、街中を歩いていてもオリンピック・パラリンピック関係の文字・・・

「歴史の語り直し」と観光地の魅力 [コラムvol.409]
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  • 観光資源

「歴史の語り直し」と観光地の魅力 [コラムvol.409]

観光研究部 研究員 磯貝 友希

 初めてコラムを投稿いたします。観光地域研究部 磯貝です。  学生時代は日本の古典文学を専攻し、「どのように物語が語り継がれていくのか」を研究しました。現在は「歴史や物語が『観光』と結びついて語り直される」事象に関心を持・・・

観光と図書館の連携を考える~飛騨市図書館の取組 [コラムvol.405]
  • 観光と社会の潮流
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観光と図書館の連携を考える~飛騨市図書館の取組 [コラムvol.405]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良

 当財団は、公益事業の一環で、1978年より「旅の図書館」を運営しています。当館では、約6万冊の観光関連資料を体系立てて配架する独自分類の導入や、専門性・稀少性の高い蔵書の公開、書架のある空間で研究交流を行う「たびとしょ・・・

海外旅行の経験からインバウンド対応を考えると [コラムvol.404]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流
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海外旅行の経験からインバウンド対応を考えると [コラムvol.404]

はじめに  9月に入り、徐々に夏の雰囲気が薄れてきている感じがしますが、皆さんはこの夏どこかに旅行に出かけたでしょうか。私はこの夏、数年ぶりにプライベートで海外旅行に出かけました。  日ごろ仕事として、日本を訪れる外国人・・・

地域としての強みにつながるデジタルアーカイブとは [コラムvol.403]
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  • 観光政策・観光地経営

地域としての強みにつながるデジタルアーカイブとは [コラムvol.403]

公益社団法人 京都市観光協会 企画官(出向中) 福永 香織

はじめに  地域のまちづくりや観光地としてのあり方を考えていく上では、地域がどのような歴史を歩んできたのか、先人がどういったことを考えて何を形づくってきたのかをふりかえることはとても重要なプロセスになります。  私たちは・・・

まちづくりと観光事業の間にある壁⑩-「家族の平和な暮らし」- [コラムvol.397]
  • 観光政策・観光地経営
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まちづくりと観光事業の間にある壁⑩-「家族の平和な暮らし」- [コラムvol.397]

観光研究部 主任研究員 後藤 健太郎

 生活と観光、と安易に観光と対置して語られてしまう「生活」に今一度焦点を当てて話をしてみたい。というのは、生活と観光と並べて話すと、「生活」をどのように捉えているのか、どのような「生活」を想い描いているのか、がぼやけてし・・・

「伝える」と「伝わる」 [コラムvol.395]
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「伝える」と「伝わる」 [コラムvol.395]

観光研究部(市場調査領域) 上席主任研究員/博士(社会工学) 五木田 玲子

気になる機内安全ビデオ  2019年のゴールデンウィーク10連休が終わりました。皆さんはどのように過ごしましたか?  海外旅行や国内旅行を楽しんだ、自宅でゆっくり過ごした、なかなか手を付けられなかったことにじっくり取り組・・・

東アジアの延長線ではうまくいかない!?欧米豪市場 ―例えばオーストラリア― [コラムvol.390]
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東アジアの延長線ではうまくいかない!?欧米豪市場 ―例えばオーストラリア― [コラムvol.390]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

 2018年は訪日外国人旅行者数が3,000万人の大台を突破し、「過去最高」を更新し続ける訪日外国人旅行者を地方創生に起爆剤にしようと官民を上げて様々な取り組みが進められています。  従来から我が国の訪日市場の“上級顧客・・・

港区みどりの街づくり賞受賞にあたって [コラムvol.384]
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港区みどりの街づくり賞受賞にあたって [コラムvol.384]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 フォトレポートのコーナーでもご報告いたしましたが、このたびわたしたちのオフィスと旅の図書館の拠点である日本交通公社ビルが「港区みどりの街づくり賞」を受賞いたしました。11月21日に表彰式が行われ、わたしも参加してきまし・・・

自然災害からの観光復興 ~インドネシア・スマトラ沖地震のその後~ [コラムvol.381]
  • 観光と社会の潮流
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自然災害からの観光復興 ~インドネシア・スマトラ沖地震のその後~ [コラムvol.381]

JTB総合研究所 コーポレート共創部 主任研究員(出向中) 牧野 博明

はじめに ~自然災害はどこでも起こりうる~  2018年は日本にとって、立て続けに大きな自然災害に見舞われる年となっています。10月15日(月)までに発生した主な自然災害を挙げると、6月18日に発生した「大阪府北部地震」・・・

木下淑夫と日本の観光政策 [コラムvol.380]
  • 観光政策・観光地経営
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木下淑夫と日本の観光政策 [コラムvol.380]

公益社団法人 京都市観光協会 企画官(出向中) 福永 香織

 1978年に「観光文化資料館」として誕生した旅の図書館(1999年に現在の名称に改称)は2018年10月で開設40周年を迎えます。開設以来、ガイドブック、機内誌、時刻表、統計資料といった観光関連の図書や資料を収集してい・・・

「滞在地」におけるMICEの取り込み [コラムvol.366]
  • 観光政策・観光地経営
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「滞在地」におけるMICEの取り込み [コラムvol.366]

「滞在地」となる必要性  2017年の訪日外客数(インバウンド)は2,869万人(前年比19.3%増)、その後の18年1月、2月の数字もそれぞれ250.2万人(9.0%増)、250.9万人(23.3%増)と増加傾向を示し・・・

地元の観光振興への寄与を考える [コラムvol.364]
  • 観光政策・観光地経営
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地元の観光振興への寄与を考える [コラムvol.364]

公益社団法人 京都市観光協会 企画官(出向中) 福永 香織

 当財団は、千代田区を中心に何度も引っ越しをおこなってきたが、いずれも賃貸オフィスであったこともあり、なかなか会社の住所を「地元」として認識するまでは至らなかったように感じている。全国の観光地のお手伝いをしている一方で、・・・

富士山登山者アンケートにおける複数手法の比較検証 [コラムvol.363]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流
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富士山登山者アンケートにおける複数手法の比較検証 [コラムvol.363]

おきなわサステナラボ長 兼 観光研究部(環境計画領域) 上席主任研究員 中島 泰

 2017年の静岡・山梨県の4登山道を合わせた富士山の登山者数(注1)は、約28.5万人で、前年同期間から約3.9万人の増加となりました。また、1日あたりの登山者数がもっとも多かったのは8月13日(日)で、8,201人も・・・

東南アジアで考えた日本食を活用した訪日外国人の消費促進の可能性 [コラムvol.352]
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東南アジアで考えた日本食を活用した訪日外国人の消費促進の可能性 [コラムvol.352]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

 訪日外国人消費動向調査(平成28年)によると「訪日前に最も期待していたこと」の1位は全国籍・地域で「日本食を食べること」(26.0%)で、2位の「自然・景勝地観光」(16.4%)を大きく引き離しています(図1)。今回は・・・

台湾南部(高雄、墾丁、屏東)を訪れて [コラムvol.346]
  • 観光政策・観光地経営
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台湾南部(高雄、墾丁、屏東)を訪れて [コラムvol.346]

 先月、台湾の南部エリアを訪れる機会があった。訪問の主たる目的は、高雄の国立台湾応用科技大学にて開催された「台日地方観光論壇」において、「日本における観光による地方創生の現状」と題した発表をするためであった(同論壇の概要・・・

近代日本における旅行案内書の変遷  ~古書を活用した観光史研究から見えてくるもの~  [コラムvol.344]
  • 旅行者動向
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近代日本における旅行案内書の変遷  ~古書を活用した観光史研究から見えてくるもの~  [コラムvol.344]

公益社団法人 京都市観光協会 企画官(出向中) 福永 香織

 2016年10月に移転・リニューアルした旅の図書館は、新たなコンセプトを「観光の研究や実務に役立つ図書館」としています。特徴として、「独自の図書分類の構築と専門性・希少性の高い蔵書の公開」「知見やネットワークを共有する・・・

自国の観光資源への評価は甘い?厳しい? [コラムvol.338]
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自国の観光資源への評価は甘い?厳しい? [コラムvol.338]

観光研究部(市場調査領域) 上席主任研究員/博士(社会工学) 五木田 玲子

Novi Sadを訪れて  少し前の話になりますが、昨夏、学会に参加するためにセルビアを訪れました。学会開催地はセルビア第二の都市であるNovi Sad。第二の都市とはいえ、時間がゆったりと流れていて、とてものどかな印象・・・