研究員紹介・コラム

旅行者動向

御城印、御宿場印-広がる“御朱印”の世界 [コラムvol.451]
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御城印、御宿場印-広がる“御朱印”の世界 [コラムvol.451]

観光研究部 研究員 磯貝 友希

近年、御城印、御宿場印といった、神社仏閣でいただく御朱印とは異なる“御朱印”の世界が静かに広がっている。神社仏閣の御朱印と同様に、筆書きの文字、朱印、日付などが記入されたものをいただき、集印帳に集めていくものだ。 この“・・・

消費者から見たオンラインツアー [コラムvol.443]
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消費者から見たオンラインツアー [コラムvol.443]

ニセコ町商工観光課 ((株)ニセコリゾート観光協会事務局長)(出向中) 中野 文彦

 コロナ禍における新しい観光の形の一つとして、オンラインツアーに注目が集まっています。筆者はコロナ禍における観光地の取り組みとしてオンラインツアーについて調査していますが、今回は「消費者サイド」から見たオンラインツアーに・・・

コロナ禍における旅行市場の変化 [コラムvol.438]
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コロナ禍における旅行市場の変化 [コラムvol.438]

観光研究部(市場調査領域) 上席主任研究員 五木田 玲子

旅行市場の二極化  コロナ禍において、旅行者数は大きく減少しました。観光庁「観光・消費動向調査」によると、7~9月の国内宿泊観光・レクリエーションにおける延べ旅行者数は2,837万人で、前年同期比47.3%減となりました・・・

Go Toトラベルキャンペーンの効果と実施期間延長への期待 [コラムvol.436]
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Go Toトラベルキャンペーンの効果と実施期間延長への期待 [コラムvol.436]

 長いようにも感じ、また短かくも感じたこの2020年が暮れようとしている。  武漢発の新型コロナウイルスがもたらした我が国旅行市場への影響は、甚大かつ長期にわたっている。新規感染者数は拡大と収束を繰り返して、今は第3波の・・・

「ステイケーション」を通して考えたこと[Vol.435]
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「ステイケーション」を通して考えたこと[Vol.435]

観光研究部(地域マネジメント領域) 上席主任研究員 菅野 正洋

例年と違った夏休みの家族旅行  個人的な話題で恐縮ですが、筆者はここ数年ほど、夏休みは家族で国内外の観光地に旅行してきており、家族の中では毎年の一種のルーティンとなっています。  ただ、今年は新型コロナウィルス感染症(C・・・

訪日インバウンド市場の再開に向けて ―コロナ禍でも高い訪日意向を維持するために今発地でできることとは―[Vol.431]
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訪日インバウンド市場の再開に向けて ―コロナ禍でも高い訪日意向を維持するために今発地でできることとは―[Vol.431]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

 2020年に入り、私たちの生活は新型コロナウイルスの世界的流行により一変しました。半年以上の時間をかけ、私たちは新型コロナウイルス以前には戻れないこと、新型コロナウイルスとともに別の道を歩んでいく必要があることを理解し・・・

「インバウンド富裕層は高級ホテルに泊まる」は本当か?[Vol.423]
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「インバウンド富裕層は高級ホテルに泊まる」は本当か?[Vol.423]

 前回のコラムでは、熊野古道が外国人旅行者から評価を得ている要因について、インバウンドのホスト側である宿泊施設に着目して考察しました(なぜ熊野古道は欧米豪の旅行者に評価されるのか?[コラムvol.398])。今回のコラム・・・

海外旅行は国内旅行のライバル? [コラムvol.418]
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海外旅行は国内旅行のライバル? [コラムvol.418]

観光研究部(市場調査領域) 上席主任研究員 五木田 玲子

2019年日本人海外旅行者、初の2,000万人超え  2019年の日本人の海外旅行者数は、1964年に海外渡航が自由化されてから初めて2,000万人を超えました。2015年には、近年急増する訪日外国人旅行者数と日本人海外・・・

東京2020大会のその先へ―オリンピック・パラリンピックを契機としたインバウンド振興― [コラムvol.413]
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東京2020大会のその先へ―オリンピック・パラリンピックを契機としたインバウンド振興― [コラムvol.413]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

東京2020大会がいよいよやってくる!  新年を迎え、今年はいよいよ東京にオリンピック・パラリンピックがやってきます。メディアでは連日オリンピック関連の報道がされ、街中を歩いていてもオリンピック・パラリンピック関係の文字・・・

2020年 観光経済の展望 [コラムvol.412]
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2020年 観光経済の展望 [コラムvol.412]

 2019年の旅行市場には様々な出来事があったが、年間を均して見れば好調な1年として括ることができるだろう。そして迎えた2020年の旅行市場だが、逆風となる要素も少なくない。本稿では、筆者個人の見解と断った上で、2020・・・

インバウンドが感じる「わかりづらさ」とは何か? [コラムvol.402]
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インバウンドが感じる「わかりづらさ」とは何か? [コラムvol.402]

観光研究部 副主任研究員 那須 將

 2017年07月から2018年06月にかけて、(公財)日本交通公社は東京都台東区谷中の「澤の屋旅館」との共同研究により、同旅館に宿泊したFITの日本国内における動態について調査を行った。FIT(Foreign Inde・・・

なぜ熊野古道は欧米豪の旅行者に評価されるのか? ~宿の小規模性と経営者に着目して~ [コラムvol.398]
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なぜ熊野古道は欧米豪の旅行者に評価されるのか? ~宿の小規模性と経営者に着目して~ [コラムvol.398]

 2018年の訪日外国人旅行者数は3,000万人の大台を突破し、過去最高を更新し続けています。しかし市場別の動向をみると、東アジア4ヶ国ⅰの勢いにブレーキがかかっていることがわかります。足元の2019年1~4月における累・・・

東アジアの延長線ではうまくいかない!?欧米豪市場 ―例えばオーストラリア― [コラムvol.390]
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東アジアの延長線ではうまくいかない!?欧米豪市場 ―例えばオーストラリア― [コラムvol.390]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

 2018年は訪日外国人旅行者数が3,000万人の大台を突破し、「過去最高」を更新し続ける訪日外国人旅行者を地方創生に起爆剤にしようと官民を上げて様々な取り組みが進められています。  従来から我が国の訪日市場の“上級顧客・・・

訪日リピーター「だからこそ」利用したい団体ツアー [コラムvol.371]
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訪日リピーター「だからこそ」利用したい団体ツアー [コラムvol.371]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

 当財団では、台湾、香港、中国の旅行会社9社を対象に訪日旅行商品(団体ツアー)を収集し、集計・分析を行う「JTBF訪日旅行商品調査」を実施しています。私が本調査を担当するようになり3年目となりますが、各国で販売されている・・・

統計からみた訪日市場の変化と宿泊業の設備投資 [コラムvol.361]
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統計からみた訪日市場の変化と宿泊業の設備投資 [コラムvol.361]

消費単価の減少と客層の変化  訪日市場の拡大が続いている。国際旅行市場も欧州が回復基調にあるなど堅調な伸びを維持しており、観光立国推進基本計画に掲げる2020年オリンピック年の4千万人達成も現実味を帯びてきた。  一方で・・・

旅行は行き先ありき? [コラムvol.357]
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旅行は行き先ありき? [コラムvol.357]

観光研究部(市場調査領域) 上席主任研究員 五木田 玲子

 みなさんは旅行に行くと決めた時点で、行き先は決まっていますか?「○○に行きたいから旅行に出掛けよう!」と、旅行に行くことを決断すると同時に行き先が決まる方もいるでしょう。はたまた、「家族旅行に行こう!では、行き先はどこ・・・

「内なるインバウンド」の可能性 [コラムvol.356]
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「内なるインバウンド」の可能性 [コラムvol.356]

観光研究部(地域マネジメント領域) 上席主任研究員 菅野 正洋

藤里町の魅力を楽しむツアー  10月中旬、秋田県藤里町を、国際教養大学(秋田市)に学ぶ日本人と外国人留学生の学生グループ10名が訪れました。留学生の出身はイギリス、オーストラリア、アメリカ、エストニアなど様々で、いずれも・・・

東南アジアで考えた日本食を活用した訪日外国人の消費促進の可能性 [コラムvol.352]
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東南アジアで考えた日本食を活用した訪日外国人の消費促進の可能性 [コラムvol.352]

観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね

 訪日外国人消費動向調査(平成28年)によると「訪日前に最も期待していたこと」の1位は全国籍・地域で「日本食を食べること」(26.0%)で、2位の「自然・景勝地観光」(16.4%)を大きく引き離しています(図1)。今回は・・・

近代日本における旅行案内書の変遷  ~古書を活用した観光史研究から見えてくるもの~  [コラムvol.344]
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近代日本における旅行案内書の変遷  ~古書を活用した観光史研究から見えてくるもの~  [コラムvol.344]

公益社団法人 京都市観光協会 企画官(出向中) 福永 香織

 2016年10月に移転・リニューアルした旅の図書館は、新たなコンセプトを「観光の研究や実務に役立つ図書館」としています。特徴として、「独自の図書分類の構築と専門性・希少性の高い蔵書の公開」「知見やネットワークを共有する・・・

“不便な”旅のおもしろさ [コラムvol.333]
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“不便な”旅のおもしろさ [コラムvol.333]

文化庁 文化資源活用課 活用推進係長(出向中) 門脇 茉海

旅行といえばバス  いまだに運転免許証を持っていない私の場合、旅行中の移動手段は公共交通機関に限られます。特に、まちなかの移動となると、路線バスに乗ることが多くなります。バスに乗るためには、観光協会や交通会社のHPにアク・・・