研究員紹介・コラム

相澤 美穂子

外に出て身体を動かすことがくれる、病と共に歩む力 [コラムvol.498]
  • 観光と社会の潮流
  • その他

外に出て身体を動かすことがくれる、病と共に歩む力 [コラムvol.498]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

前回のコラムでも触れたとおり、ここ数年の私は慢性疾患、特に患者数が多いがんサバイバーに着目して、安心して旅行やアクティビティを楽しめるための調査研究に取り組んでいます。 医療の進歩に伴い、増え続ける「がんサバイバー」 が・・・

誰もが旅行を楽しめるために [コラムvol.488]
  • その他
  • 観光と社会の潮流

誰もが旅行を楽しめるために [コラムvol.488]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

昨今は多様性を尊重するという概念が広く浸透しつつあります。観光の分野では海外では誰もが旅行を楽しめるためのツーリズムとして「インクルーシブツーリズム」という概念で取り組まれています。国内に目を向けると、日本では「ユニバー・・・

オンラインツアーに求められる共創的コミュニケーション [コラムvol.449]
  • 観光と社会の潮流

オンラインツアーに求められる共創的コミュニケーション [コラムvol.449]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日、ある2つのオンラインイベントに参加しました。いずれも観光とは関係のない分野がテーマでしたが、個人的には非常に印象的で、観光の分野でも参考になる部分があったことからご紹介したいと思います。 共創型のビールづくりプロ・・・

新型コロナウイルスで進む観光のデジタル化[Vol.428]
  • 観光と社会の潮流

新型コロナウイルスで進む観光のデジタル化[Vol.428]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

はじめに  新型コロナウイルスの感染が拡大している中、直接ボタンを触れなくても操作が可能なエレベーター、人の手を介さずに食事をテーブルまで運ぶ運搬ロボット、顔認証で開くゲートなど非接触技術に注目が集まっています。また、店・・・

観光分野に迫るデジタル化の波 [コラムvol.406]
  • 観光と社会の潮流

観光分野に迫るデジタル化の波 [コラムvol.406]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 以前、本コラムにて、引越先である東京郊外の最寄りのスーパーでは現金しか使えず閉口したことを書いたのですが(地域のキャッシュレス化を推進するために [コラムvol.368])、2019年10月の消費税増税に伴う「キャッシ・・・

港区みどりの街づくり賞受賞にあたって [コラムvol.384]
  • その他

港区みどりの街づくり賞受賞にあたって [コラムvol.384]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 フォトレポートのコーナーでもご報告いたしましたが、このたびわたしたちのオフィスと旅の図書館の拠点である日本交通公社ビルが「港区みどりの街づくり賞」を受賞いたしました。11月21日に表彰式が行われ、わたしも参加してきまし・・・

地域のキャッシュレス化を推進するために [コラムvol.368]
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

地域のキャッシュレス化を推進するために [コラムvol.368]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 私事ですが先日23区内から郊外の住宅地に引越しをしました。それに伴い近所に住む人の層は働き盛りの単身者や夫婦が中心だったのが家族や高齢者などに様変わりをしました。  周りにはスーパーなどがいくつもあって住みやすい環境な・・・

シェアサイクルで街をめぐる [コラムvol.350]
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

シェアサイクルで街をめぐる [コラムvol.350]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 世の流れは「所有」から「共有」へと変化していますが、まさにその便利さを実感したのがシェアサイクルです。たまたま自宅の近くにシェアサイクルのポート(貸出・返却ができる場所)があるのを知ったのがきっかけで利用するようになっ・・・

縮小マーケットへの対応を考える [コラムvol.327]
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

縮小マーケットへの対応を考える [コラムvol.327]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 最近様々な分野で「○○離れ」と言われています。テレビ離れや車離れ、活字離れ…数え上げればきりがありません。自分の行動を振り返ってもそれは例外ではなく、気がつけばテレビを観ることはほとんどなくなり、車も自転車すらも手放し・・・

旅館がインバウンドに対応するために [コラムvol.307]
  • 旅行者動向
  • 観光政策・観光地経営

旅館がインバウンドに対応するために [コラムvol.307]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 年間2,000万人近く外国人旅行者が訪れるようになり、2015年はホテル不足やホテル料金の高騰が話題となりました。実際に、シティホテルやビジネスホテルの客室稼働率はここ数年7~8割前後で推移している状況です。その一方で・・・

“インバウンド消費”の行方 [コラムvol.287]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

“インバウンド消費”の行方 [コラムvol.287]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日、2015年の外国人旅行者数は、過去最高を更新する1,973万7千人を記録したと発表されました。政府が2020年までに目標としていた2,000万人は2016年にも達成する可能性が見えてきました。  外国人旅行者数が・・・

訪日外国人の消費動向から見た宿泊料金と質のバランス[コラムvol.263]
  • 旅行者動向
  • 観光経済

訪日外国人の消費動向から見た宿泊料金と質のバランス[コラムvol.263]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 過去最高の1,341万人の訪日外客数を記録した2014年は、東京を訪れる友人、知人からホテルが取れないというのを耳にすることが増えました。いつもは都心に泊まっているのが、都心から離れたエリアしか空いていなかったという声・・・

位置情報データと観光の最新動向 [コラムvol.242]
  • 旅行者動向
  • 観光と社会の潮流

位置情報データと観光の最新動向 [コラムvol.242]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

位置情報データを活用したゲーム「Ingress(イングレス)」  みなさんは「Ingress(イングレス)」というゲームをご存知ですか?  IngressはGPSの位置情報を活用したスマートフォンのゲームです。  ゲーム・・・

訪日外国人旅行者を地方に呼び込む [コラムvol.219]
  • 旅行者動向
  • 観光政策・観光地経営

訪日外国人旅行者を地方に呼び込む [コラムvol.219]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 最近、ホテル価格の上昇を肌で実感する機会が相次ぎました。  6月末に出身地である札幌に帰る用事があり、飛行機と宿の手配をしようとした時のことです。出発日が迫ってから予約したこともあったのですが、飛行機は希望の時間帯は満・・・

外国人旅行者から学ぶ日本の魅力 [コラムvol.194]
  • 旅行者動向
  • 観光資源

外国人旅行者から学ぶ日本の魅力 [コラムvol.194]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日台北出張の際に利用した成田空港は多くの外国人で混雑していました。まだ梅雨が明けていない時期にも関わらずこれだけの賑わいを見せていたのはやはり円安の影響でしょうか。円安の恩恵を受けてか旅行者の財布の紐も緩んでいるよう・・・

ソーシャルメディア時代の到来 [コラムvol.174]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流

ソーシャルメディア時代の到来 [コラムvol.174]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日閉幕したロンドン五輪、連日の熱戦に寝不足が続いた人も多かったのではないでしょうか。華やかな開会式に始まり、ウサイン・ボルト選手の3冠、日本人選手のメダルラッシュなど盛り上がりを見せた大会でしたが、私が特に興味を惹か・・・

「五感」で楽しむ [コラムvol.147]
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

「五感」で楽しむ [コラムvol.147]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日、「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というイベントに参加してきました。“まっくらやみのエンターテイメント”というコンセプトのもと行われているこのイベントは、暗闇の中に6~8人くらいでグループを組んで入り、中で様々なこ・・・

20代の友人旅行はどう変わったか -過去10年間の調査データ分析結果から [コラムvol.123]
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流
  • 旅行者動向

20代の友人旅行はどう変わったか -過去10年間の調査データ分析結果から [コラムvol.123]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 当財団では1998年から毎年1回、全国規模のアンケート調査として「旅行者動向調査」を行っています。そして、調査結果に基づいて過去1年間の国内旅行マーケットの動向をまとめたレポートである『旅行者動向』を1999年以降、毎・・・

“等身大”の旅行?  [コラムvol.101]
  • 旅行者動向
  • 観光経済
  • 観光と社会の潮流

“等身大”の旅行?  [コラムvol.101]

観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子

 先日テレビを観ていると、女子高生向けのファッション誌の制作現場に密着した番組に目が止まりました。それを観て私は、自分が高校生だった頃とは色々な点で大きく様変わりしていることに驚きました。  中でも一番驚いたのは、雑誌の・・・