研究員紹介・コラム

観光政策・観光地経営

続・観光地のレジリエンスを考える ~「個」と「集合体」のレジリエンスの要素とは~ [コラムvol.464]
  • 観光政策・観光地経営

続・観光地のレジリエンスを考える ~「個」と「集合体」のレジリエンスの要素とは~ [コラムvol.464]

京都事務所長/観光研究部 主任研究員 福永 香織

はじめに 昨年度より、観光地におけるレジリエンスに関する研究を進めている。具体的には、各分野におけるレジリエンスの概念や、レジリエンス研究のアプローチ、レジリエンスの要素等を整理するとともに、特に海外で進んでいるデスティ・・・

変化に対応する地域と観光協会の役割 [コラムvol.463]
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変化に対応する地域と観光協会の役割 [コラムvol.463]

総務部 次長 中野 文彦

2020年1月に新型コロナウイルスの流行がはじまり、早くも2年が経過しました。観光振興に取り組む地域にとっても、長引くコロナ禍によって様々な変革が求められた2年だったのではないかと思います。 私たちは、この2年間、各地の・・・

真摯な観光地域づくりによるブランディングへ [コラムvol.461]
  • 観光政策・観光地経営

真摯な観光地域づくりによるブランディングへ [コラムvol.461]

理事/観光研究部長/沖縄事務所長/博士(社会工学) 山田 雄一

振り回された2021年 ローラーコースターのような1年だった。2021年について、多くの観光関係者が持った感想なのではないだろうか。 2022年が観光にとって、どういう年となるかを見通すことは難しい。 コロナ禍について言・・・

脱炭素と観光の現在地 -グラスゴー宣言を受けて [コラムvol.460]
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脱炭素と観光の現在地 -グラスゴー宣言を受けて [コラムvol.460]

Supervisor, Sales Development Department Hawaii Sales Development Division JTB Hawaii Travel, LLC(出向中)/University of Hawaii at manoa, shidler college of business, School of Travel Industry Management 中島 泰

今年8月、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、産業革命前と比べた世界の気温上昇がこれまでより10年早く、2021~2040年に1.5度以上に達するとの新たな予測を発表しました。また、国内外では豪雨や干ばつ、熱波の・・・

小笠原諸島の11年間と今 ―独自調査とコロナ対策から [コラムvol.459]
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小笠原諸島の11年間と今 ―独自調査とコロナ対策から [コラムvol.459]

東京・竹芝から船で24時間、太平洋を南下し辿り着くのは、世界自然遺産の島、小笠原諸島です。 大陸と陸続きになったことがない海洋島であるため、独自の進化を遂げた固有種の植物や生物が生息しています。また、ボニンブルーと呼ばれ・・・

温泉withコロナのあり方とは?コロナ禍を経て見えた温泉の魅力とこれから [コラムvol.458]
  • 旅行者動向
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温泉withコロナのあり方とは?コロナ禍を経て見えた温泉の魅力とこれから [コラムvol.458]

新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)の流行以前と比べて、人気が高まっているのが「温泉」です。当財団が実施している「JTBF旅行意識調査(2021年5~6月調査)」の結果によると、今後1~2年間に行ってみたい旅行タ・・・

品格ある観光、節度ある観光、責任ある観光-まちづくりと観光事業⑬ [コラムvol.457]
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品格ある観光、節度ある観光、責任ある観光-まちづくりと観光事業⑬ [コラムvol.457]

観光研究部 主任研究員 後藤 健太郎

発出されていた緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が9月30日をもって全都道府県で解除された。新型コロナにより大きな打撃を受けた観光業界や観光地では、観光再開に向けた期待が高まる中、観光活動が本格化する前に備え考えておく・・・

「ラケット理論」の検証(インバウンド編) [コラムvol.454]
  • 旅行者動向
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「ラケット理論」の検証(インバウンド編) [コラムvol.454]

立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員) 菅野 正洋

背景 観光研究の分野では、観光地(デスティネーション)の範囲や大きさが、旅行者にどのように認知され、規定されるのかを表現する概念として、「ラケット理論」がよく知られています。これは、「出発地となる居住地(自宅)から観光対・・・

観光におけるルールメイキングを考える [コラムvol.450]
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  • 観光と社会の潮流

観光におけるルールメイキングを考える [コラムvol.450]

観光研究部 主任研究員 池知 貴大

2020年に引き続き、2021年もコロナ禍によって我々の生活は大きく変化し続けている。人の移動そのものがこんなにも長く制限されたことは、多くの人にとって初めての経験だろう。観光産業は、あらゆる産業の中でもその影響を受け、・・・

「軽トラ市」からはじまる商品開発と観光まちづくり [コラムvol.448]
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「軽トラ市」からはじまる商品開発と観光まちづくり [コラムvol.448]

観光研究部 主任研究員 吉谷地 裕

「つくみ軽トラ市」との出会い 軽トラ市は、岩手県雫石町からはじまった直売イベントだ。軽トラックの荷台に野菜やら漬物やら工芸品やらを積み込んで、会場で荷台をそのまま陳列棚にして販売し、売り終わったらさっと撤収する。カンタン・・・

自然風景地におけるモノのデザイン [コラムvol.447]
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  • 観光資源
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自然風景地におけるモノのデザイン [コラムvol.447]

突然ですが、山や川、海などに出かけると、道沿いのベンチ、ホテルやインフォメーションセンターなどの建築物、資源の解説板や注意標識などをよく見かけます。これらは、初めから自然界に存在するものではなく、誰かが、どこかのタイミン・・・

観光地のレジリエンスを考える [コラムvol.445]
  • 観光政策・観光地経営
  • 観光と社会の潮流
  • その他

観光地のレジリエンスを考える [コラムvol.445]

京都事務所長/観光研究部 主任研究員 福永 香織

はじめに 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国際的な感染拡大は、観光業をはじめとした経済全般に大きな打撃を与えている。ポストコロナの観光地のあり方などが議論される場面で頻繁に登場するのは「レジリエンス」もしく・・・

TOKYO FUNECTION -コロナ禍の水辺で [コラムvol.442]
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TOKYO FUNECTION -コロナ禍の水辺で [コラムvol.442]

Supervisor, Sales Development Department Hawaii Sales Development Division JTB Hawaii Travel, LLC(出向中)/University of Hawaii at manoa, shidler college of business, School of Travel Industry Management 中島 泰

東京で今年も桜が満開を迎えている。 千鳥ヶ淵、隅田川、そして目黒川など東京中の水辺に、大小さまざまな舟が行き交う光景。コロナ禍によって例年通りとはいかないけれど、会話を控えめに、そして水面を抜ける風に吹かれながら桜を笑顔・・・

まちづくりと観光事業の間にある壁⑫-本来の価値と本当に大切なもの [コラムvol.440]
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まちづくりと観光事業の間にある壁⑫-本来の価値と本当に大切なもの [コラムvol.440]

観光研究部 主任研究員 後藤 健太郎

新型コロナ感染症の影響が続いたこの一年。急激な環境変化の中で、いかに観光産業の存続を図るか。ニューノーマルな時代の観光を模索し、各地で新たなカタチが具体的に提案された一年でもあった。それは、単に今一時を凌ぐということに留・・・

日本観光のレジリエンス強化に向けて [コラムvol.437]
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日本観光のレジリエンス強化に向けて [コラムvol.437]

理事/観光研究部長/沖縄事務所長/博士(社会工学) 山田 雄一

不透明な先行き 2019年末、私は、本コラムで「令和時代の観光地域づくりに向けて」というタイトルにて、オリパラを迎える日本観光の発展に向け、観光産業クラスターの形成の必要性を指摘した。 その後、世界は、COVID-19の・・・

Go Toトラベルキャンペーンの効果と実施期間延長への期待 [コラムvol.436]
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Go Toトラベルキャンペーンの効果と実施期間延長への期待 [コラムvol.436]

長いようにも感じ、また短かくも感じたこの2020年が暮れようとしている。 武漢発の新型コロナウイルスがもたらした我が国旅行市場への影響は、甚大かつ長期にわたっている。新規感染者数は拡大と収束を繰り返して、今は第3波のただ・・・

訪日インバウンド市場の再開に向けて ―コロナ禍でも高い訪日意向を維持するために今発地でできることとは―[Vol.431]
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訪日インバウンド市場の再開に向けて ―コロナ禍でも高い訪日意向を維持するために今発地でできることとは―[Vol.431]

観光研究部 上席主任研究員/旅の図書館長 柿島 あかね

2020年に入り、私たちの生活は新型コロナウイルスの世界的流行により一変しました。半年以上の時間をかけ、私たちは新型コロナウイルス以前には戻れないこと、新型コロナウイルスとともに別の道を歩んでいく必要があることを理解しな・・・

コロナ禍における博物館・美術館の動向[Vol.430]
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コロナ禍における博物館・美術館の動向[Vol.430]

観光研究部 研究員 磯貝 友希

新型コロナウイルスの感染拡大は、「三密」になりやすく感染リスクが高い屋内集客施設の運営に大きな影響を与えている。博物館・美術館も例外ではなく、東京・京都・奈良・九州の国立博物館4館等公立ミュージアムを始めとして、本年2月・・・

Withコロナ期におけるマーケティング:「低リスク旅行者」を特定する[Vol.429]
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Withコロナ期におけるマーケティング:「低リスク旅行者」を特定する[Vol.429]

観光研究部 主任研究員 池知 貴大

観光地におけるリスク管理は長年のテーマであり、特に自然災害の多い日本においては、そうした脅威とどのように向き合っていくかは、多くの観光地で課題でした。学術研究においても、旅行者が「外部の脅威」をどのように捉えて行動するの・・・

MICEの今後[Vol.426]
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MICEの今後[Vol.426]

はじめに 新型コロナウイルスの感染拡大の状況やその対応は、数日~1週間というレベルで次々に変化しており、まだまだ先が見通せない状況であるが、その影響を大きく受けている分野の1つとして各種のミーティングやイベント、いわゆる・・・