研究員が調査研究活動や普段の生活の中で感じたことを、ホットな雑感として綴っています。
ここ数年、アジアの都市を訪れる機会が増えている。 世界観光機関(UNWTO)では、今後世界の国際観光客数が増加していくなかで、特にアジア太平洋の増加率が最も高くなるとしているが、自身の行動を振り返っても、確かにその流・・・
京都事務所長 兼 観光研究部 主任研究員 福永 香織
ソフトクリームといえば、子どもから大人まで幅広い世代に愛されるスイーツですが、先月開催された第13回デザート・スイーツ&ドリンク展(2016年4月13日~15日、東京ビッグサイト)でも、ソフトクリームの総合メーカー日世・・・
観光研究部 上席主任研究員 牧野 博明
2016年4月14日(木)の熊本地震の発生以降、今なお断続的に続く地震は、熊本県及び周辺地域に多大な被害を及ぼしています。お亡くなりになられた方々には深く哀悼の意を表し、また被災された方々に対しては心よりお見舞い申し上・・・
経済波及効果を向上させるということ 当財団が実施している観光の経済効果研究や観光文化225号にあるように、「人口減少に直面する地域が経済的な自立を保つため、域外から訪れる観光客からの収入を“てこ”にして域内の経済循環を・・・
沖縄事務所長 兼 観光研究部(環境計画領域) 上席主任研究員 中島 泰
ニュージーランドの森にはサンドフライがいる。18世紀の探検家、ジェームズ・クックが「もっとも迷惑な生物」とその存在を日記に残した、その正体は小型のハエだ。蚊にも似ているが、異なるのは刺された後の痒さと持続性が蚊の比では・・・
2016年1月9日(土)~2月28日(日)まで、東京国立近代美術館では「ようこそ日本へ 1920-30年代のツーリズムとデザイン」と題した企画展が開催されていました。この展覧会では、戦前、わが国において外国人観光客の誘・・・
この1年、縁あって東北沿岸部での業務に携わることができた。震災後5年が経過する中で、私自身、未だ消化しきれないものが多々ある。あの日からの出来事を、ひとりひとりが心に抱きつつ、それぞれの方法で折り合いを付けようとしてい・・・
3.3兆円に上る米国の留学生消費額 米国におけるインバウンド消費額は2014年で1,772億ドル、同年の為替レートで計算すると約19兆円に上り、これは世界最大である(国際収支統計の旅行収支受取額)。 さらにその内訳を・・・
観光研究部 主任研究員 後藤 健太郎
定着したと思える用語「観光まちづくり」を敢えて分けるのは、もう一度その間にある違いや観光まちづくりに取り組んできた各地域の現状と課題を踏まえて、今後の取り組みに向けた要点を整理することが重要だと考えるからです。 この・・・
観光研究部(市場調査領域) 上席主任研究員/博士(社会工学) 五木田 玲子
行ったことのないところに行く派?知っているところにもう一度行く派? みなさんは旅行先を選ぶときに、行ったことのないところに行く派ですか?それとも、知っているところにもう一度行く派ですか?もちろん、旅行目的や、誰と一緒に・・・
個人的な趣味で始めたランニングだったが、あちこちのマラソン大会に出るようになり、大会によって運営コンセプトや応援、サポートの雰囲気がそれぞれ異なること、また大会参加を通じてその地域への愛着が生まれたり、好感度が増すこと・・・
旅の図書館 副館長 兼 観光研究部(地域マネジメント領域) 上席主任研究員 菅野 正洋
「遺産観光に関する国際会議」開催 さる2月24日(水)~26日(金)に国連世界観光機関(以下「UNWTO」)と観光庁の共催により奈良県で開催された「遺産観光に関する国際会議」に参加してきました。 会議では、我が国の重・・・
観光研究部 副主任研究員 川村 竜之介
世界で拡がる「シェア」 近年、「シェア」という言葉をよく聞きます。しかし「シェア」と一口に言っても、物や空間のシェアから、情報やアイディアのシェア、一緒に過ごす時間のシェア、更には感情や思い出のシェアまで、様々な文脈で・・・
近年、インバウンド市場の話題がメディアを賑わしています。今年(2016年)の春節時期も報道が活発でしたが、その内容にはある変化が。「モノからコトへ」「爆買いから体験へ」といったフレーズが示すように、これまで話題の中心だ・・・
文化庁 文化資源活用課 活用推進係長(出向中) 門脇 茉海
観光が地域への誇りを育む 当財団に就職してから、もうすぐ丸3年が経とうとしています。この3年間、地域の方々と一緒に地域の魅力探しを重ねてきました。その中では、地域の方が自分の地域の魅力を再発見し、地元の良さに改めて気づ・・・
観光研究部 上席主任研究員 柿島 あかね
私が初めて海外に出かけたのは中学2年生の夏休み。ホームステイのためにオーストラリアを訪れました。今まで生きてきた中で体験したことのない新鮮で刺激的な体験の連続に、帰宅してからもその時の経験をその時の感情とともに一つ一つ・・・
2015年の訪日外国人旅行者数は1,973万人(日本政府観光局(JNTO)発表)。「オリンピック・パラリンピック東京大会」の開催(2020年)を見据えて国が掲げた2,000万人という当面の目標はすぐ手の届くところまでき・・・
観光研究部 上席主任研究員 相澤 美穂子
先日、2015年の外国人旅行者数は、過去最高を更新する1,973万7千人を記録したと発表されました。政府が2020年までに目標としていた2,000万人は2016年にも達成する可能性が見えてきました。 外国人旅行者数が・・・
観光研究部 主任研究員 吉谷地 裕
近年、ロングトレイル同士の連携事例が増えています。 最近では、2015年12月、ビバルマン・トラック(西オーストラリア)の公式サイトで、済州オルレ(韓国・済州島)と姉妹提携したことが発表されました。ビバルマン・トラッ・・・
立命館アジア太平洋大学 サステイナビリティ観光学部 教授(特別招聘教員)(出向中) 吉澤 清良
私たち研究員は、仕事柄、多くの地域にお伺いします。観光魅力の高い地域や、素敵な人々に出会うと、ワクワクするものです。2015年も、多くの魅力的な地域や人との出会いがありました。 今回のコラムでは、昨年、特に印象に残っ・・・